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PageSpeed Insightsの使い方と見方|スコア改善方法とAIテスト番人との違いを徹底解説【2026年版】

AIテスト番人 編集部公開: 2026-05-21

【Quick Answer】PageSpeed Insightsとは?

> PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)とは、Googleが無料で提供するWebページの表示速度計測ツールです。URLを入力するだけでモバイル・PCそれぞれの表示速度を0〜100点でスコアリングし、Core Web Vitals(LCP・INP・CLS)の計測と具体的な改善提案を表示します。ただし結果は英語で専門用語が多いため初心者には読みにくいのが難点です。日本語で結果を見たい方にはAIテスト番人がおすすめです。


PageSpeed Insightsとは?基本を理解する

PageSpeed Insights(PSI)とは、Googleが提供する無料のWebページパフォーマンス計測ツールのことです。 2018年にLighthouseエンジンを統合し、現在はCore Web Vitalsの計測にも対応しています。

PSIは2種類のデータを提供します。

  • フィールドデータ(実際のユーザーデータ): ChromeユーザーのリアルなページロードデータをCrUXレポートから収集。実際のユーザー体験を反映するためSEO評価に直結します
  • ラボデータ(Lighthouseによるシミュレーション): 一定の条件下でシミュレーション計測。開発中の改善効果を確認するのに使います
フィールドデータは実際のユーザー体験を反映するためSEO評価に直結し、ラボデータは開発中の改善効果を確認する用途に使います。

PageSpeed Insightsの使い方(ステップバイステップ)

Step 1: PSIにアクセス

Googleが提供する公式ツール(pagespeed.web.dev)にアクセスします。ブックマーク推奨で、頻繁に使うツールです。

Step 2: URLを入力して「分析」をクリック

分析したいページのURLを入力します。トップページだけでなく主要ページも個別に計測することが重要です。分析には10〜30秒かかります。結果はキャッシュされないため、毎回新しい計測が実行されます。

Step 3: モバイル/PCタブを切り替える

デフォルトはモバイル結果が表示されます。GoogleはMobile First Indexingを採用しているため、モバイルスコアがSEOにより大きく影響します。モバイルスコアはPCより低く出るのが一般的です。

Step 4: 結果を読む

ここからが初心者にとって難しいポイントです。英語の専門用語が並ぶため、次のセクションで詳しく解説します。


PSIスコアの見方 — 結果画面を完全解読

パフォーマンススコア(0〜100点)

  • 90〜100点(緑): 高速。優秀な状態で現状維持でOKです
  • 50〜89点(オレンジ): 平均的。改善の余地があり、このゾーンのサイトが最も多いです
  • 0〜49点(赤): 低速。早急な改善が必要で、SEO順位に悪影響の可能性が大きいです
PSIスコアは計測タイミングで5〜10点ブレることがあります。3回計測して平均を取るのがおすすめです。

Core Web Vitals 3指標の読み方

LCP(Largest Contentful Paint)とは、ページ内で最も大きなコンテンツが表示されるまでの時間のことです。良好:2.5秒以下 / 要改善:2.5〜4.0秒 / 不良:4.0秒超の基準で評価されます。

INP(Interaction to Next Paint)とは、ユーザー操作(ボタンクリック等)から画面が反応するまでの時間のことです。2024年3月にFIDから変更された新指標で、良好:200ms以下 / 要改善:200〜500ms / 不良:500ms超で評価されます。詳しくはCore Web Vitals完全解説をご覧ください。

CLS(Cumulative Layout Shift)とは、ページ読み込み中にレイアウトが意図せずズレる量のことです。広告や画像の遅延読み込みで文章がガクッとずれる現象が代表例です。良好:0.1以下 / 要改善:0.1〜0.25 / 不良:0.25超で評価されます。

「改善できる項目」セクションの日本語訳対応表

PSIの改善提案は英語のみのため、以下の対応表を活用してください。

PSI英語表示日本語の意味対応方法
Reduce unused JavaScript未使用JSの削減使っていないプラグイン・スクリプトを削除
Serve images in next-gen formats次世代画像形式の使用JPEG/PNGをWebP/AVIFに変換
Properly size images適切な画像サイズ表示サイズに合った解像度に縮小
Eliminate render-blocking resourcesレンダリングブロック解消CSS/JSにdefer/async属性を追加
Enable text compressionテキスト圧縮の有効化Gzip/Brotli圧縮を有効にする
Reduce initial server response timeサーバー応答時間の短縮キャッシュ導入、サーバー高速化
Avoid large layout shiftsレイアウトシフトの回避画像にwidth/height属性を指定
Minimize main-thread workメインスレッド負荷の軽減重いJSの分割・遅延読み込み
この対応表をブックマークしておくと、PSIの結果が一目でわかるようになります。

PageSpeed InsightsとAIテスト番人の違い

PSIとAIテスト番人はそれぞれ異なる強みを持つ補完的なツールです。どちらが優れているかではなく、目的に応じて使い分けることが重要です。

比較表:

比較項目PageSpeed InsightsAIテスト番人
提供元Google合同会社山田トレード
料金無料無料〜980円/月
言語英語のみ完全日本語
Core Web Vitals詳細あり日本語レポート
SSL証明書チェックなしグレード表示あり
リンク切れチェックなしあり
SEO基本診断なしあり
定期監視手動のみ自動監視
LINE通知なしあり
改善提案の言語英語(専門用語多い)日本語(初心者向け)
複数ページ一括1ページずつ複数サイト登録可

PSIが向いている人

英語に抵抗がなく、Core Web Vitalsの詳細な技術分析がしたいエンジニアや、Lighthouseスコアの細かい内訳を見たい方に適しています。

AIテスト番人が向いている人

日本語で結果を確認したい中小企業のWeb担当者、表示速度だけでなくSSL・リンク切れ・SEOも一括で診断したい方、定期監視でLINE通知を受け取りたい方に適しています。PSIの英語レポートが読めず困っている方にとって特に有効なツールです。

他の診断ツールとの詳しい比較はサイト診断ツール徹底比較記事をご覧ください。

最も効果的な使い方: PSI + AIテスト番人の併用

PSIで詳細な技術分析を行い、AIテスト番人で日本語レポート+SSL+リンク切れ+定期監視をカバーする組み合わせが最も効果的です。両方を使うことで抜け漏れのない診断が実現します。


PSIスコアを改善する実践テクニック7選

1. 画像をWebP/AVIFに変換する(効果:LCP 1〜3秒改善)

Squoosh.app(無料オンラインツール)やWordPressプラグインのShortPixelで一括変換できます。3MBのJPEGをWebPに変換するだけで600KBまで削減でき、LCPが劇的に改善します。

2. 不要なJavaScriptを削除・遅延読み込みにする(効果:INP改善)

Chrome DevToolsのCoverageタブで使用率を確認します。使用率50%以下のJSファイルは削除か遅延読み込みの候補です。使っていないチャットウィジェットのスクリプトだけで500ms〜1秒の遅延を引き起こしていることがあります。

3. レンダリングブロックCSSを遅延読み込みにする(効果:FCP改善)

クリティカルCSSをインライン化し、残りはmedia属性でpreloadします。これにより最初の描画が速くなります。

4. サーバーキャッシュを有効化する(効果:TTFB改善)

WordPressならWP Super Cacheで1クリック設定できます。共用サーバーのTTFBが800msの場合、キャッシュ導入で200ms以下に改善した事例があります。

5. 画像にwidth/height属性を指定する(効果:CLS改善)

すべてのタグにwidth・height属性を追加するだけで、CLSが0.2から0.05に改善した事例もあります。WordPressはバージョン5.5以降でサムネイル画像に自動的に属性が付与されます。

6. フォントにfont-display: swapを指定する(効果:CLS/LCP改善)

Google Fontsを使用している場合は&display=swapパラメータを追加します。これによりフォント読み込み中の画面ブランクを防げます。

7. Cloudflare CDN(無料プラン)を導入する(効果:TTFB/LCP改善)

無料プランでも日本語サイトの表示速度が平均20〜40%改善します。設定はCloudflareサイトでドメインを追加するだけで、DNS変更のみで利用開始できます。

表示速度改善の詳細な手順はホームページの表示速度改善10の方法で解説しています。


PSIスコア改善のビフォーアフター(段階的改善事例)

改善施策スコア(前)スコア(後)主な変化
画像WebP変換のみ38点62点LCP 4.8秒→2.1秒
+キャッシュ設定62点74点TTFB 1.2秒→0.3秒
+不要JS削除74点85点TBT 850ms→200ms
+CDN導入85点92点全指標さらに改善
1つずつ段階的に改善することで、スコア38点から92点まで向上しました。全て無料の施策で実現できます。SSL証明書の状態もSEOに影響するため、SSL証明書グレードの確認方法もあわせてチェックしましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. PageSpeed Insightsのスコアは何点あれば合格ですか?

Googleは公式に90点以上を「良好(Good)」としています。まずはモバイルで70点以上を目指しましょう。50点未満の場合は画像圧縮とキャッシュ設定だけでも大幅に改善できます。

Q2. モバイルとPCでスコアが大きく違うのはなぜですか?

PSIのモバイル計測はCPU性能を意図的に制限した状態でシミュレーションするため、PCより低いスコアが出ます。GoogleはMobile First Indexingを採用しているため、SEO対策ではモバイルスコアを優先して改善しましょう。

Q3. 毎回スコアが変わるのはなぜですか?

ラボデータはネットワーク状況やサーバー負荷で変動します。5〜10点のブレは正常です。3回計測して中央値を採用するのが正確です。フィールドデータ(実ユーザーデータ)は28日間の集計なので安定しています。

Q4. PageSpeed Insightsの結果が英語でわかりません。日本語で見る方法は?

PSI自体に日本語モードはありません。AIテスト番人を使えば、Core Web Vitalsを含むサイト診断結果を全て日本語で確認できます。SSL証明書・リンク切れ・SEO診断も同時に行えます。無料で利用可能です。

Q5. PSIとLighthouseの違いは何ですか?

PSIは内部でLighthouseエンジンを使用しています。違いは、PSIにはフィールドデータ(実際のChrome ユーザーのデータ)が表示される点です。Lighthouseはラボデータのみです。SEO評価にはフィールドデータが使われるため、PSIの方がSEO分析に適しています。


まとめ — PSI + AIテスト番人の組み合わせが最強

  • PageSpeed Insightsは無料で使えるGoogleの強力な表示速度計測ツールです
  • この記事のPSI英語→日本語対応表を使えば、英語レポートも読み解けます
  • 日本語で結果を確認したい・SSL/リンク切れも診断したい場合はAIテスト番人を活用しましょう
  • PSI + AIテスト番人の併用が、中小企業にとってのベストプラクティスです
  • LINEでサイト監視を自動化する方法はLINEでサイト監視・ダウン通知を受け取る方法をご覧ください
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